ロストバージン part5
「挿れていい?」
と言われ
いよいよ処女膜が破られる時が来ました。
ドキドキしながら
「はい、どうぞ」
と答えました。
するとクズ男はそのまま挿れようとしたのでびっくりして
「ちょ、ちょっとまって!!!!ゴムつけないの!?」
と大声で聞いてしまった。
私は誰とも性交渉したことないため、ゴムがどれだけ大事かとかどれくらいのカップルが生でしてるか知らないけど、
とりあえず将来を許してる相手ではない上に責任だってとってくれない行きずりの相手(予定)なわけだし、万が一妊娠したり病気になったりしたら大変なので、当然今日はゴムすべきだと思ってました。
「いや、ちょっとだけ…」
ちょっとだけじゃねーーーーーよ💢💢
上記のことを優しく伝えると彼は
「でも処女だからゴム着けると痛いよ?」
と言いはじめました。
そこまでして生でやりたいのか…?とも思ったけど
「じゃあとりあえずゴムつけてやって、本当に痛かったらその時考えましょう」
ということで落ち着きました。
ラブホに備え付けのゴムを手際よく装着するクズ男さん。
男がコンドームつけてるところを間近で見たの初めてで妙に感動しました(笑)
あと、こんなところにコンドームって置いてあるんだなぁと思った記憶があります。
準備が整い、いざ挿入です。
体位は正常位です。
私が仰向けに寝転がり、彼が覆いかぶさるように挿入してきたのですが
あ、これ以上入ると絶対痛いなと思うポイントで引っかかりました。
ロストバージンの痛みは相当なものと友達からは聞いてたので、恐怖でひよってしまい
「あ、ちょっと待って、ちょっと痛い…」
と言い、一旦止めてもらったんですが
「ほら、やっぱりゴムしてると痛いんだって!!」
と嬉々として勝手にゴムはずすクズ男。
えーーー!?私の許可も取らずに問答無用で生挿入なの…!?と若干ひきつつも、やっぱり痛くない方がいいと思い、流される形で生挿入を許してしまいました。
再び挿入されました。
またこれ以上入ると絶対痛いポイントでひっかかって体は強張り、痛みに耐える体勢にはいりました。
あーーこれ以上入ると想像を絶する、肉を破られる痛さが……こわいよ〜!!でもこの痛みに耐えないと処女捨てられないから頑張って耐えなければ………
と怯えていると
「入ったよ〜」
…………。
え………?入ったの????
びっくりするほどあっさり脱処女しました。
痛みもなく(ゴム付きで挿入断念したポイントが結局MAX痛かった)全く血も出ず、膣内に男性器を受け入れたという行為も
少女漫画とかでよくある「あっ…♡中で感じるぅ…♡」などロマンチックな雰囲気もまるでなく
「え、これって本当に入ってる???」と聞いてしまうほど、何も感じなかった。
挿れたからどうというのも特になかったですね。
私が長年悩んでた高齢処女問題はこんなにあっけなく幕を閉じました。
挿れてみて思ったのは、本当挿入自体はたいしたことじゃない。です。
ただ、やっぱり生理的に受け入れられるかどうかがセックスできるできないの境目なのかなぁと思いました。
クズ男は初セックスにもかかわらず、ちょいちょいクズキャラ露呈してましたが、何度も言うように顔だけはいいのでイケメンに抱かれてるという補正でノリで受け入れられてしまったんですね。
あとから友達に言うと、もじょ子お前も大馬鹿だ!と言われることも多いのですが、色々あって男性が苦手になっていて頑なに男性を拒否してた私にとってはクズ男くらい軽いノリで手が早い男がちょうどよかったのかもしれません。
なのでロストバージンについては何の後悔もしておりません。
今でもヤリチンに処女膜をやぶってもらった、という認識です。
というわけで、もじょ子28歳11ヶ月にして処女を卒業しました。
私はこの時、このクズ男とはこれで終わりだと思っていました。
しかしこれから地獄が始まるのでした。
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