アラサー喪女がクズ男を愛してしまった話

喪女がクズ男と付き合うとこうなるという一例

初デート

晴れてクズ男との交際がスタートしました。

お付き合いを始めた翌々日に初デートをしました。

たしかデートは仕事帰りのクズ男と新宿で待ち合わせ、サイゼリアで一緒にご飯食べたとかでした。

28歳と33歳のデートでサイゼとか中学生かよ……って感じですけど、私は場所はどこでもよかったんです。

友達とファミレス来ると一人一品食べたいものをたのみますが、この日はクズ男が何品か頼みそれを2人でシェアするというもので、デートなら当たり前なのかもしれませんが"付き合う"という事に不慣れで経験の浅い私は初めてのことで妙に感激した記憶があります。

こういうやっすいことでいちいち感激したり、きちんと口に出して感謝したりしていたので、知らないうちにクズ男から「安く済む女」のレッテルを貼られていたんだろうなぁと今となっては思います。

 

サイゼでは、

 

「俺サイゼって大好き。質より量派だからさ〜

  たくさん食べても安いし

  毎日来てもいいなぁ〜」

 

「そうだね、たくさん食べるなら安い方がいいよね〜」

 

この時私がこう言ってしまったがために、我らのデートは9割ファミレスになるのでした。

 

新宿のサイゼは常に混雑しているので、早く座れる席で喫煙席に案内されたのですが

クズ男がこれ見よがしにコホコホしはじめました。

私はなんだなんだ??演技か???と思いながら見てると

 

「俺、タバコって嫌いなんだよね〜

  本当タバコ吸ってるやつ死ねばいいのに」

 

「昔母親がタバコ吸っててさ…

  俺がやめてくれって言ってもやめてくれなかったんだ…

  喘息だったのに…」

 

と喫煙席で言い始める。

うーーーーん………

タバコ嫌いなのはわかったけど、それなら禁煙席があくまで待てばよかったのでは…?

と思ってしまいました。

私も非喫煙者ではあるけど、そこまで嫌煙家ではなく…

というよりむしろ私の友人にはヘビースモーカーが多いので多分私の肺は副流煙で真っ黒です(笑)

なので隣の人に聞こえるようにわざとらしくコホコホやって(演技)近い席の人たちに自分語りを聞かせるクズ男はちょっと恥ずかしかったです。

 

そんな感じで雑談もしつつお食事を済ませ

翌日クズ男は派遣※で茨城に行かなければいけないそうなのでお食事だけで解散する事に。

 

(※)

このクズ男の仕事についてですが…

クズ男はドコモの携帯を契約させる仕事をしています。

ただ、クズ男にこの仕事を紹介した人物とのちに知り合うのですが

全く仕事出来なくてシフトカットされそうで

他の人が行かない僻地に行かされたりしてるんだそうな

現場でもトンチンカンなことばかり言うので嫌われているため、飲み会にも呼ばれない…

だそうです。

仕事についてもいずれ書いていこうと思います。

 

 

お会計を済ませてくれたクズ男。

私には1円も出させませんでした。

私は全く気がない人に誘われた時は奢ってもらいますが、付き合ってるので半分出すつもりだったので、こういう風にサラッと出してくれるの本当かっこいいなぁと思いましたね。

例えそれが2000円足らずのお会計であっても!!嬉しかったんです!!

 

お店の外に出て駅まで歩きました。

 

新宿駅でお互い違う線に乗って帰るのですが、別れ際に改札で突然キスされました。

舌も入ってきました。

 

 

路チューってやつですね…

 

 

あのですね、

私今まで路チューってすごい恥ずかしいことだと思ってたんです。

自分たちのラブラブさを見せつけたいのかなんなのか…

見ず知らずのカップルが目の前でチューし始めたらうええ〜〜って思っちゃうでしょ…

だからまさか自分が路チューする側になるなんて夢にも思わなかったです。

 

普段ならドン引きなんですけど

イケメン彼氏にご飯おごってもらって帰り際にスマートにキスとかすげええええと感激してしまい、この時は普通に嬉しいと思ってしまっていたのです…

今じゃ考えられないんだけども

少しずつ私の常識も彼に合わせて麻痺し始めてます…

 

この別れ際の路チューは別れる直前まで毎回の儀式のように繰り返されます。

私もだんだん外でキスするのが普通になっていってしまいました…

そんな私のファースト路チューでした。

 

 

 

 

次は初お泊りのお話です。

 

 

 

 

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